トップ 令和4年度の取り組み もっと長期滞在して、古賀市を知りたくなった

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2022.08.23

もっと長期滞在して、古賀市を知りたくなった

ワーケーション推進プロジェクトに2泊3日でご参加いただいた旅好きなフリーランス達のためのコミュニティ「@world(あっと・わーるど)」の花田和奈さんから、お話を伺いました。

旅をテーマにしたコミュニティ、旅先がオフ会

あわえ:@worldさんの活動内容を教えていただけますか。

花田様:@worldは旅が好きなフリーランスたちのコミュニティで、最近はコロナの影響で全体の約1/3はフルリモートの会社員です。日本では北海道から沖縄まで、果ては海外にいる方々もいて、一緒に旅する仲間を募る他、各自の業務でのスタッフ募集等、仕事も一緒にしながら、横のつながりを増やしていく場所として運営しています。 

あわえ:オンラインで繋がっていても、距離的に離れているとなかなかリアルで集まることが難しいですから素敵なコミュニティですね。

花田様:そうですね。始めた頃はコロナの影響で旅ができない状況だったので、オンラインで交流していました。今では旅先がオフ会のような形になっていて、今回のワーケーションの会場である「快生館」でも直接会うのは初めてという方もいましたが、オンライン上で交流が進んでいるので会った瞬間から皆さん和気あいあいとした良い雰囲気でした。

旅行だけではなく、地域との交流も深めたい

あわえ:旅先で様々なことに取り組まれているとのことですが、古賀市でのワーケーションの際にはどのようなことをされましたか?

花田様:スキルを持ったメンバーがせっかく集まるので、最近では旅するだけではなく、旅先で地域の方々との繋がりを増やしていくために地域の方々と一緒に地域の課題解決に取り組んでいます。古賀市では市役所の方や地域おこし協力隊の方々にも来ていただき、私たちが古賀を知り、考えるワークショップを開きました。古賀在住の方々から古賀市について教わった上で、快生館も含めてもっとこうしたら良いのではないか等、旅人ならではの視点で率直なアウトプットをし、お互いに意見交換をする企画でした。

あわえ:ワークショップは@worldさんからの提案だったのですか?

花田様:そうです。せっかく施設を利用するのであれば何かお返ししたいと考えていました。色んな知見のメンバーが集まっている@worldだからこそできる強みだと思い実施しました。メンバー1人1人が親身になって古賀市の皆さんにフィードバックしていた姿が印象的で、とても良いところだからもっと良くなってほしいという思いがみんなから伝わってきました。メンバーからももっと古賀市のことを知りたくなった、移住候補の1つにしたいという言葉も聞けました。

あわえ:地域住民の方との交流がなければ、ここまで古賀市について興味を持てなかったかもしれませんね。素敵なご提案をしていただきありがとうございます。

何もないから何でもできる場所

あわえ:実際に快生館を利用されてみていかがでしたか?

花田様:いやぁ、最高でしたね。我々フリーランスは、休むも働くも自由なのでついつい働きすぎる傾向にあるのですが、周りに何もない中、温泉やテントサウナがあることで効率良く休息を取りながら、短い時間でグっと集中して仕事ができました。快生館の館内設備が充実していることも魅力の一つで、短期的に集中したい方にはとても良い場所だと思いました。

あわえ:最初に持っていた古賀市や快生館のイメージとのギャップや驚いたこと等はありましたか?

花田様:滞在中、八百屋さんとの会話や散歩中の方との挨拶から、古賀市は年齢問わず気さくで優しい方が多いなという印象で、ホスピタリティが本当に素晴らしいと思いました。快生館のオーナーさんが毎朝、薬師寺にお水をお供えしている姿から、信仰心の厚い方がその地に根付き、土地を守り抜いてきたからこそ自然への畏怖、感謝を根本的に大事にされている方が多い街なのだとも感じました。古いものや歴史を大事にしつつ、一部を新しくして攻めているところがすごくかっこいいなと思いました。

あわえ:今後の古賀市に対してどのような可能性を感じますか?

花田様:「何もないから何でもできる」が古賀らしさで、何かやりたいと思った時にアイデアを形にしやすい場所だと思ったので、快生館が古賀市のハブとしてもっと盛り上がる可能性があると感じています。「快生館に行けば何か生まれる、何か解決するかも」と、年齢や肩書きが違う方々が集まり、一緒に課題を解決できるような場所になり得ると思います。

あわえ:「何でも解決できる場所」というのが住民の方にも広がり「困り事があるからまずは快生館に行ってみよう」という流れができるとまさに古賀市のハブになりますね。
花田さん、お忙しいところインタビューへご協力くださり誠にありがとうございました。

もっと長期滞在して、古賀市を知りたくなった
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