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2023.03.04

大好きな古賀が引っ越し先になるような素敵なご縁を結べたら・・・・

コミュニティ形成プロジェクトにてイベントを共催いただいたハッピーハイウェイの杉本ゆうこさんにお話を伺いました。

きっかけは自分の結婚式が楽しかった!自分の生きたい方向に進む後押しを

あわえ:杉本さんご自身でされている結婚相談所ハッピーハイウェイさんについて教えてください。

杉本様:全国の結婚希望者をご紹介して、お見合いからプロポーズまで支援しています。会員さんは古賀市の他に、ネット検索やブログ、選挙割引サービスを通じて関西や関東にもいます。事業を始めるきっかけは自分の結婚式が楽しかったこと!また結婚後は家庭にシフトして、何か自分でできる仕事を探していたところで、このお仕事を始めました。自分がちょっとでも介在したところで新しい生活が始まるってすごいことだなと思いますね。大変な道のりもなきにしもあらずなんですけど、家族を新しく作るっていうね。でもやりがいっていうか、より良い結婚っていうか、生活ができたらいいなって。

 周りのほとんどが男性だった前職で、女性は男性と体の仕組みも体力も違うし、妊娠や出産もあって、ライフプランも色々あるから難しい…ですが、結婚する人生しない人生などいろいろなライフスタイルを選べることに気付きました。なので、今結婚したいと思うときに、どこかで気づけるタイミングを与えられたら1番いいなと思い、自分が生きたい方向に行っていいんだって思える人を増やしたいです。

1回限りの婚活イベントではずっと続く”つながり”がない。だからこそ「コミュニティ」を作りたかった。

あわえ:2022年11月にコミュニティ婚活様と一緒にイベントを開催されましたが、イベント開催に至るまでの経緯やきっかけを教えてください。

杉本様:半年ほど前にコミュニティ婚活様からご連絡をいただき、企画が始まりました。自分ではオンラインイベントはあまりやったことがなかったんです。結婚相談所同士の繋がりで教えてもらい、やったことはありますが、集客とお世話が難しかったですね。これまでのコミュニティ婚活さんのオンラインイベントではたくさんの人が来られたと聞いて、すごいなぁって。例えば、ある方が第1希望に書いていた方が別の方を希望していたら、もうその方たちは繋がらないまま終わってしまうので、切ないなぁと思い、婚活イベントは難しく感じます。なので、ずっとあり続ける場所や人が集まる場所じゃないと、繋がりが作りにくいと思います。私の相談所ではコミュニティはないのですが、作れたらいいなと思っていました。

あわえ:近所だと直接人に会えてより距離が縮まったり、またオンラインでも単純に人と会うだけで何かが生まれるとさらにいいですよね。

杉本様:仕事の面でもオンラインで働ける人が増えたから、お相手の居住地はどこでもいいよっていう男性がもっと増えてくるとは思います。でも逆に、女性が働き続けたいっていう希望もあり、どこに行ってもいいのか、今の仕事じゃないとダメなのか、毎回考えさせられますね。本当は全国を対象に探す方が相性の良い人に出会える可能性は広がるんですけど…

あわえ:そうですね。それこそ自分がどう生きていきたいかを優先させると、難しい問題ですよね。

簡単に全国の人と繋がれるのを目の当たりに。オンラインでの出会いを躊躇するのはもったいない。

あわえ:今回のイベントで印象に残っていることは何ですか。

杉本様:当日は全国から男女6名ずつ、九州に興味、ゆかりのある人が集まりました。古賀市や隣町の方も参加されていましたね。コミュニティ婚活さんも横浜にいながら開催できていて、簡単に全国の人と繋がれるのを目の当たりにしました。コミュニティ婚活さんとイベントを出来たことは、本当にありがたいと思っています。結婚相談所に入る方とコミュニティサークルとかを考える方って少しニーズが違うんです。基本的に、結婚相談所は恋愛を長くすることではなく、結婚生活のスタートが目的なので。

でも、最初の1回くらいは選択肢としてオンラインも良いのかなと。オンラインはそんなに怖い場所じゃないよっていうことももっと知ってもらえるといいなと思います。もちろん対面のメリットはあるんだけど、オンラインだと家で気軽に会話ができるし、同時に色んな人と知り合えるメリットがあるから、オンラインを躊躇するのはもったいないなと思います。また、出会いのきっかけがオンラインということも増えていくんだろうとは思いますね。

あわえ:コミュニティ婚活さんは九州でコミュニティを作っていきたいと思ってらっしゃるので、杉本さんみたいな方がキーパーソンになるだろうし、古賀で繋がったっていうことはとても心強かったんじゃないかなと思います。

杉本様:コミュニティ婚活さんのスライドや案内が綺麗で、楽しい雰囲気になるように作られているなっていう印象で勉強になりました。元々、結婚相談所をされていた松浦さんがたどり着いた先っていうのかな…こういう方法が1番良いんじゃないかと思ってやっているという事実や、色んな出会いの形が選べるっていうのは素敵だと思います。

オンラインでもリアルでも、”今”結婚したい人たちが出会える場所を

あわえ:今回のように、地域外の企業とコラボすることは、地域内の方の目線ではどのように感じられますか?

杉本様:古賀市の外から来る方は古賀市以外の地域に発信ができるし、イベントへの参加をきっかけに 、古賀に温泉があるなんて!って知ってもらえること、集まってくるっていうことは私自身はとっても嬉しいです。私はやっぱり古賀が好きだから、古賀に住もうと思う人を増やしたいし、人が増えて活性化してほしいと思っています。古賀は快速電車が止まるし博多にもすぐ出られてスーパーも近いので、JR古賀駅の近くなら車もいらない場所で住みやすいですね。また、こんなに近くで自然いっぱいのところを味わえるってないと思うから、自然と接する機会がどんどん減っているからこそ、そこも活かせたらいいのかなぁと。街が活性化することで、周りの地域に住んでいても古賀に足を止める人が増えたり、古賀に1回でも来たことがある人だったら、引っ越し先の候補に上がってくることもあると思うんですよ。

あわえ:古賀をきっかけに出会った方々が結婚したとして、もしかすると今後の移住の選択肢として古賀市が出てくるかもしれないですね。イベントをやってみて、これから古賀市の出会いの場がもっとこういう風に形作られたら良いななど、今後はどのようなことを期待しますか?

杉本様:オンラインとリアル、どっちも良いと思うんだけど、やっぱり工夫しながらリアルで会う機会を作った方が良いんだろうなと思います。婚活に限らず、 そういう場が増えないと、結婚したい人が結婚する機会が減っている気がして。オンラインでも楽しいし、繋がりが持てて、単純に出会いの可能性が広がり、集まる場所が増えるっていうのはすごく良いと思います。さらにその場が継続して、できれば同じ方がいつも居てっていうことが結構大事じゃないかな。普段の生活で出会えない人とも出会う機会になりますよね。色んな生き方があって良いんだけど、時間だけは戻せないから。早ければ良いとかじゃないんだけど、今、結婚したいなって思っている人が出会える場所がないのかもしれない。だから、オンラインを有効に使いつつも、結婚後に実際の生活を共にするためにも、リアルで相手の表情を読み取ったりコミュニケーションを取るなどして関係を深める、両方をうまく使っていける人が増えたらいいなと思います。

あわえ:古賀で縁結びをされてる杉本さんみたいな方にご経験を踏まえてお話していただけると、同時に古賀の良さが伝わって、また古賀に関わってくれる人が増えるんじゃないかなと思います。ありがとうございました。

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